しきしま学園は、現在小学校中学年から高校生までが入所しています。昼間は施設の車を使って各学校へ通学、休日は散歩や趣味活動を行うなど、皆いきいきと充実した毎日を過ごしています。
昭和37年に誕生したしきしま学園は「障害を持つ子らに愛の手を」の創立の精神を汲む歴史ある施設です。「障害者支援施設しきしま」併設の児童施設として長く運営してきましたが、平成29年４月から小規模グループケア加算対象施設の単独施設となり、より家庭的な雰囲気のなかで個々の成長に応じた手厚いケアを行っています。建物は、男女別で２つのユニットに分かれ、定員は12名となっています。

せせらぎグループは、主に知的障害のある方がご利用になれます。敷島ホーム7名、やまびこホーム5名、かわせみホーム5名、計17名の利用者さんが入居され、30代後半から70代後半までの幅広い年齢層の方が、毎日楽しく生活されています。障害（個性）の趣にあわせて、日中活動の終了後より共同生活を営む住居において、入浴、排せつ、食事の提供等、サポートを展開しています。就労や就労支援継続、生活介護、デイサービス等の日中活動を利用している方が、地域において自立した日常生活を営む上で食事や入浴の介助、日常生活上の支援を必要としている方のためのグループホームです。
敷島駅より徒歩15分程に位置し、交通の利便性にも恵まれ、公共交通機関を利用しての就労等が可能なため、電車、バスを利用して通勤される方もいらっしゃいます。日中活動の展開としては、就労支援継続A型、B型の事業所で就労されたり、生活介護事業所へ通所されたり、デイサービスを利用されたり、「チームつばめ」での軽作業をされる方、その他にも創作活動を行う方など多岐にわたります。